保健師さんに求めるもの

こういうニュースを見つけました。

自閉症 保健師の65%理解不足 協会、厚労省に研修改善要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000035-san-soci

未だにこれじゃ〜あかんやろ〜、ってのが、正直な気持ち。ウチも保健師さんに、蜜柑の自閉症を見逃されそうになった経験があるからです。
「言葉が遅いだけだと思うわよ」「様子を見ましょう」と言われるのを、「そんな気楽にしてちゃいけない気がする」という気持ちと「だけど保健師さんのいうとおりならいいなぁ」という気持ちの間をゆらゆらして、時間を無駄に過ごした時期があるんです。未だに少し、悔やんでいるもん。私は結局「でもでも」と保健師さんに食い下がり、保健所と関係を繋ぎ続け、療育センターを紹介してもらうことができました。
母親は、子どもに関しては、アマチュアです。自分の子どもしか知らない、少ない経験の中で子育てしています。そんな中、検診で出会う保健師さんは、プロ中のプロに見えました。母親は、何か言われればすぐ信じてしまうでしょう。
発達の遅れをスクリーニングするのが目的であるはずの乳幼児検診、そこでアドバイスしてくれる保健師さんが、この状況では!! 親の立場からも、改善を要求するものであります。