練習したいのに

ウズラのことばっかり書いててもなんなので。

梅雨なのに、名古屋ではなかなか雨が降りません。空梅雨ってやつでしょうか。梅雨の間に練習したいことがあったのに、習得しないまま梅雨が終わってしまうのか…心配です。

練習したいことと言うのは、「傘のさし方」です。蜜柑は、傘が上手にさせません。力はそれなりにあるようなのですが、傘を持つのだけで頭がいっぱいいっぱいになってしまって真っすぐ歩けないのです。歩くことに集中すると、今度は傘がお留守になって、濡れてしまう。

う〜ん、シングルタスクの自閉症児らしい。

外出する時はレインコートを着せるのですが、近所の小学生たちはみんな傘をさして通学しているし、就学前に練習したかったんですよね。夏の夕立ちの雨だと雨粒が大きくて痛いだろうし雷の危険もあるし、秋以降の雨だと風邪引く心配があるし。梅雨を待ち望んでいたのに、なんでこんなに晴れているのよう（泣）。

友達で、養護学校に教育実習に行った子がいて、そのときに聞いた話。
「養護学校では傘をさす練習をするんだよ」
夏、子どもたちに水着を着せて、傘をささせ、水道のホースにシャワーヘッドをつけて先生が張り切って散水するんですと。子どもたちはとても楽しそうに取り組んでいたそうです。

今回の傘さし練習も、その話から思い付いたことです。家庭では水道代が…と思ったので梅雨をあてにしていたんですが……シャワーの方が、おもしろいよねぇ、きっと。雨もあんまり降らなそうだし……。やっぱり、シャワーにする？＞蜜柑。