公明党マニフェストから抜粋

マニフェストのURL http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/05shuinsen/news/20050816org00m010133000c.html
(なぜか、党のHPからマニフェストの原文をさがすことができませんでした。ニュース記事をリンクしてあります。)


1.まかせて安心! 子育て支援・年金・医療・介護!
−−公明党の「一生まるごと安心パックプラン」

(1)子育て20(ニーマル)安心プラン
◎「20歳まで」安心して育てられる「20項目」を「平成20年」までに達成。
◎特に、「チャイルドファースト社会」(子ども優先社会)の構築に焦点をあてた施策に取り組んでいきます。
<児童手当などの拡充>
1.児童手当の拡充
2006年度から、児童手当の支給対象年齢を、「小学校3年生まで」から「小学校6年生まで」に拡大し、所得制限の緩和(現行「780万円」から「1000万円」へ引き上げ)をめざします。次の段階として、支給対象を中学3年生まで引き上げ、同手当も第1子1万円、第2子1万円、第3子以降2万円へと倍増をめざします。
2.出産育児一時金を現行の30万円から50万円に拡充します。
3.保育サービスの充実
保育所受け入れ児童数を拡大します。いつでも誰でも利用できる「保育サービス」、延長保育、休日保育など多様なサービスを拡大します。
4.小児救急医療体制の整備(24時間対応可能)と小児難病対策の推進を行います。健康保険8割給付の対象年齢を現行の3歳未満から6歳までに引き上げます。
<中小企業の育児対策支援>
5.育児休業の取得や短時間勤務の導入を奨励するため、100人未満の中小企業に対し、育児休業取得者一人当たり100万円の助成を行うなどの支援の拡大を進めます。
6.子育て支援に積極的に取り組む企業へ社会保険料負担の軽減など支援策を拡充します。
7.事業所内託児施設の設置・運営にかかわる助成を拡大します。
<生活を犠牲にしない働き方>
8.働く親たちの育児負担軽減を図る「育児休業制度」の充実や、父親の育児参加を促すため、育児休業を父親が必ず何日か取得する「父親割り当て制」(パパ・クオータ)を導入します。
9.つどいの広場、地域子育て支援センターファミリーサポートセンターの整備など地域子育て支援体制を充実します。
(中略)

(5)障害者福祉・共生社会めざして
発達障害者支援法の施行を踏まえ、早期発見・早期療育・教育・就労等、地域における一貫した支援体制の構築を図るとともに、発達障害支援センターを全都道府県に整備します。
・地域生活における障害者の生活基盤となるグループホームや福祉ホームを2007年度末までに6・5万人分の整備を進めます。小規模作業所の新事業体系への移行支援を行い、地域における作業活動の場などの受け皿作りを推進します。
・福祉的雇用から一般就労への移行推進のため、トライアル雇用、職場適応援護者(ジョブコーチ)の拡充により、2008年度に行われる障害者雇用実態調査において、雇用障害者数を60万人にすることをめざします。

(6)児童虐待防止を図ります
児童虐待のない地域をめざすため、児童相談所児童福祉施設、学校、保健所、病院、警察、地域ボランティア、住民などの連携による「児童虐待防止市町村ネットワーク」及び児童虐待またはその恐れのある家庭の早期発見にも資する「育児支援家庭訪問事業」を全市町村に整備します。
・虐待やいじめなどで情緒障害を被った児童の治療等を行う「情緒障害児短期治療施設」や施設退所後も社会生活が困難な子どもの自立支援を行う「自立援助ホーム」を全都道府県に整備します。

5.進めます! 現場主義の学校改革と人材育成!
−−公明党の「教育−地方分権改革プラン」

(4)特別支援教育の体制強化
・学校における発達障害児等への対応を充実させるため、教育の研修体制の強化や、特殊学級制度の見直し、教員配置の拡充に取り組みます。